実にムズムズしましたよ、正直。観たかったというのはもちろんですし、
やはりステージに立ちたかったですもん。
結局耳を使わずに生きていくなんて、今の自分からは想像つきませんし、そんな覚悟は簡単ではない。
だから出来るだけ無理のないように、用心してきてました。
そんな中でも昨夜は寝不足でございまして、ふと一息つこうとボ~ッとミヤネ屋なんか観てまして。
ついついウトウトとしてしまったのですね。
携帯の着信音で気付いた時は16:30くらいだったでしょうか…
…耳に違和感がございます。
ん?
治った~~~っ!!!
うんうん、よ~く聞こえる!
そうか、ワタクシは今までこんなに耳が良くて、そして悪くなっていたんだ!
はぁぁぁ聞こえる。率直に、嬉しいです。
そしてご心配くださったたくさんのみなさま、ありがとうございました!もう大丈夫です。
早くステージに戻れますよう、今一度用心して…聞きます。。
さて話は変わりまして、音楽とは全く関係のないハナシなんですけど。
ここに1丁のトイガン(おもちゃのピストル)がございます。
これはコクサイというメーカーが恐らくは80年代に販売していたCOLT GOVERMENT(以下"ガバ")です。
自らのCDに"Revolver"って付けといてオートのピストルをアップするなんて…とも思いましたが、今日は特別です。
このコクサイのガバ、グリップのところはメダリオンが無くなってしまっていますし、
スライドの裏側んとこは欠けちゃってるし、そもそも本物のガバと比べるとちょっとだけ太っていて野暮ったい上、このガバはすでにおもちゃとしての機能すら失ってしまっている、まぁ普通の人からすればきっと"要らない"ものかもしれません。
が、これは実は先日手に入れたオイラの新しいコレクション…というか宝物です。
実は、オイラが中学生の時から足しげく通っていたガンショップ"LITTLE-JOHN"が
11日をもって店舗を閉鎖されるというメールをいただきまして、閉店してしまう前にご挨拶に行かなくては!と思っていたのでした。
鮫が『Revolver』のシリーズを発売する前にも、今一度拳銃に関するスキルを上げようと相談に行ったのもここでした。
それで、何かを買うという予定もありませんでしたけど、とにかくお話を伺いに行ったのです。
すでにショウウィンドウも写真のように空になっており、残った商品もパーツ類を残してほぼ完売されていて、マスターもそそくさと閉店準備をされていました。
自分が中学生時代から来ていたこと、ここのお店で売っていただいたモデルガンやエアガンの事、発売禁止になって回収になったトイガンを実は自分が持っていて、それをここへ持って来て当時北警察署にいた鮫島さんといういかにもな名前の刑事さんを紹介していただいた事など、懐かしい話に花を咲かせました。
そして帰り際、目に止まったのが中学生の時からずっとショウウィンドウに飾られていた一丁のピストル。
マスターは、『どうせ捨てるだけだから、持ってっていいよ』と言ってくれたのがこのガバなのです。
ずっと背中向きに飾られていて見る事の出来なかった銃後部、一昔前のおもちゃですがオイラは迫力を感じます。
初めて見た銃後部、錆びてました。いい雰囲気です。
ほらね、そんな背景があるだけで素晴らしいモノにみえませんか?
結局、話はまたそこから長くなってしまい、オイラがガキの頃から憧れていたショウウィンドウの中の壊れたトイガン達をほぼ全て持ち帰る事になったのでした。
"LITTLE-JOHN"とそのマスター、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
マスターはこう言ってくれました。
『またチャンスを見計らって出店できることになったら、お知らせするよ。』
是非でございます。
あ、お店はなくなりますけどね、個人でカスタムとかメインテナンスなんかは受けるそうですから、ここユーザーの方はお問い合わせしてみるといいかもです。
寂しいなぁ。
でも耳が治ったのでテンションは高めです。。